メリット

美しい環境

琵琶湖は昔、よく“赤潮が発生した”というようなニュースもあったので本当に綺麗なんだろうか?と思われるかもしれません。

これは、1960年代に琵琶湖沿岸域の急激な開発により「ヨシ(葦)」が伐採されたり、洗剤の垂れ流しなどが原因で水質の悪化が進んだためです。

ただし、1970年代からは少しずつ環境改善が進み、現在では「ヨシ(葦)」の果たす役割、大切さが見直されて琵琶湖全体の水質はかなり良くなっています。

さらに琵琶湖と一口に言っても、とても大きいです。波立っている琵琶湖を見ると海としか思えません。

そんな大きい湖ですから、場所によってもかなり水質は違います。

琵琶湖の南側より北側に行くほど水は綺麗になり、遊泳できる浜は琵琶湖大橋よりも北の小野辺りからとなります。

個人的には、
琵琶湖の湖西でも、琵琶湖大橋より558号線(西近江路)をさらに北に進んだ和邇(わに)辺りから更に北に進んで行くと、琵琶湖の水はかなり綺麗になりますので、大津市和邇~高島市がオススメです。

よく“ブラックバスは臭くて食べられない”という話を聞きますが、
このような綺麗な所にいるブラックバスは普通に白身魚のスズキと同じように食べられます。 さらに時期によっては放流された鮎も釣って食べることも可能!(産卵期は不可)

また比良山系の山々に囲まれていますので、当然空気も美味しいですし、山手からの琵琶湖は絶景です。

実は利便性の高い場所

憧れの田舎暮らし、でもたまには都会の風にも当たりたい・・・そう思われるかもしれません。 私もそうです。

実は湖西は京都との結びつきが非常に強く、大津市の西武百貨店やパルコよりも多くの方が京都に行きます。

なぜか?

JR湖西線1本で京都駅まで行けるから。そしてお店の数も比較にならないから。

ちなみに私が引っ越しした滋賀県大津市木戸には志賀駅がありますが、京都駅まで36分~47分で到着します。(車でも京都駅付近まで高速代無しで約50分で到着します)

 

そして便利と言えば、木戸には支所があります。

支所というのは、市役所で行われるある程度の事務処理をしてくれる所です。

引っ越しの際に必要な転入届を出したり、住民票などを取りにいったりできますので非常に便利です。

わざわざ遠い大津市役所まで出向かなくても済みますし、それほど混雑していませんからね。

夏は琵琶湖、冬はスキー&スノボー

JR湖西線沿いに住んで良かったなぁ~と思ったことの一つは、
水着のまま歩いて琵琶湖で遊泳できること。

海水浴と違って綺麗な真水なので、わざわざシャワーを浴びる必要もありません。
仕事が早く終わった日には、子供を連れて琵琶湖へ・・・ なんて優雅な生活でしょう。

そして木戸には琵琶湖バレーがあります。 登山など年中楽しめますが、やはり冬場の琵琶湖バレースキー場は外せません。

また、高島まで足を伸ばせば『マキノ高原マキノスキー場』や『箱館山スキー場』『朽木スキー場』でウィンタースポーツを満喫できますよ。

デメリット

お店が少ない&車必須

これは田舎ゆえに仕方のないことではありますが、買い物をどうするかが問題です。
スーパーマーケットは、木戸から一番近い所で、『平和堂 和邇店
車で12~15分でしょうか?

でも大丈夫。

生協”と“ネットショッピング”である程度済ませられますから。

それに木戸にはローソンがあります。(ポンタカード大活躍!)

また、意外に“天然酵母にこだわった美味しいパン屋さん”や“小洒落たカフェ”がいくつかあったりますしね。

比良おろしがキツい

こちらに来てビックリしたのが、比良おろし。
台風か?と思わせるぐらい強い風が吹く時があります。

比良おろしが酷い時には、JR湖西線が運休になる場合があります。

それ程頻繁に起こりませんが、そうなると電車で通勤をされている方は堅田駅まで家族に送ってもらうかしないといけないかもしれません。 これが一番のネックかも。

まとめ

滋賀県湖西(大津市和邇~高島市)は、京都方面から別荘を買って通われている方、実際に移住してお店を半分趣味のような形でされている方もおられますが、もっともっと人が集まってきてもおかしくない、本当に素晴らしい所です。

湖西の良さが分かれば、そして仕事などの問題がなければ(こちらで見つけられれば)、恐らく皆さんも移住したいと思うようになるに違いありません。