幼かった子供を遊ばせる公園探しの中で、家から車で湖西道路を使って20~30分と少し離れていましたが、公園規模がそこそこ大きくて入園や駐車場が無料の公園を探してたどり着いた公園の一つが「大津市の県営 春日山公園」です。過去に3回ほど行ったかな?
2020年5月1日現在、県営都市公園の駐車場は閉鎖され子供たちを遊具で遊ばせることは出来ない状態です。5月6日(水)までの予定ですが、緊急事態宣言が取り消されるまで続くものと思われます。詳しくは大津市の県営公園スタッフブログでご確認ください。
- 小学生以下向けのアスレチック遊具がある
- 実は一部タケノコ山である
- 展望台までの道のりは小さい子供の登山の練習に最適!
- 古墳や石室があり歴史好きスポット
- ビオトープエリアで昔懐かしい雰囲気
- ミニクロスカントリーコースがある
- 多目的グラウンドもある
とにかく自然の中で遊んでいることが実感できて、他にはない独特の公園です。
公園の中央を分断するかのように走る道路から、片方は遊具のある公園、もう片側は多目的広場です。どちらにも駐車場があります。
小学生以下向けのアスレチック遊具がある
駐車場から中に入っていくと、森のイメージにマッチしたアスレチック遊具が縦長に続いています。
一番手前から写真付きでご紹介しますが、平日に行くと遊具の所は、人がいても一組か二組程度でガラガラです。
子供たちに人気のターザンロープもあります。
◆ブランコ
◆複合遊具(滑り台)
◆ロープ橋
◆平均台
◆ターザンロープ
実は一部たけのこ山である
いや~この情報は載せるべきか迷ったところですが、ちょうど今時期の5月だったでしょうか?
遊具エリアより右手奥の茂みから、いきなりつるはしと土嚢袋をもったご年配の方が出てくる様子を2度ほど目撃したことがございまして、この公園内は一部筍山になっているんですね。
これは知る人ぞ知る情報っていう感じがしました。
そういうこともあってか、公園内に「“いのしし”と“スズメバチ”に注意!」というお知らせが貼ってありました。
結構茂みが多い公園ですので、無理に入っていくと危ないのかもしれません。
展望台までの道のりは小さい子供の登山の練習に最適!
遊具エリア左奥には小高い丘になっておりまして、そこは、もうまるで登山道。
数百メートルではあるんですけどね。でも小さい子供たち(未就学児)の登山の練習に十分なると思いますよ。
途中に標識があります。
春日山公園展望台に到着したところ。
大人でも少し疲れます。
おそらくこの展望台が出来た頃より10数年が経過して木が生い茂ってることもあり、また撮影した時間帯や気候もあるでしょうが、見晴らしはそれほど良くはありませんでした。
撮影したのが2015年10月でしたので、現在はどんな眺めでしょうか?
琵琶湖が望めればいいんですけどね。
古墳や石室があり歴史好きスポット
石室の岩が昔どのように運ばれてきたのかが書かれた説明文。
先ほど説明した展望台からビオトープエリアへ降りていく途中に「石室」の案内標識が。
ここは1,500年ほど前に作られた「春日山古墳の石室」が今も残っています。
ただの素人が見ると、崩れた大きい岩同士に隙間があるだけのようにも見えます。
穴の中を覗いても、特に何かあるわけではありません。念のため。
この辺りの当時の歴史を思い描きながら見ると感動できるかもしれませんね。
ビオトープエリアで昔懐かしい雰囲気
豊かな自然を楽しむことができるこの公園で観察できる動植物が紹介されています。
これはスター★ドーム。 スター★ドームとは、竹などの身近な素材を使って作る半球形のドームのことです。
ちょうど「ビオトープエリア」の手前にいくつか飾られていて、なかなかいい雰囲気です。
ビオトープエリアは、ヤゴ・おたまじゃくし・メダカ・ドジョウ・カヤネズミなどが生息するエリアとなっています。
イメージ的には田んぼにたっぷり水を張ったような、ため池といった感じ。
子供に生き物を身近に感じて欲しいなら良い体験ができると思います。
ミニクロスカントリーコースがある
公園内には所々矢印と距離が書かれた「ミニクロスカントリーコース」の標識があります。
走っておられる方を見たことがないので、普段は利用者が少ないかもしれません。
公式サイトには、
自然豊かな林間を走り抜ける一周1.5kmのランニングコースです。
年に1回ミニクロスカントリー大会を開催しています。
と説明されていました。大会の時は人が多そうですね。
多目的グラウンドもある
道路を挟んだ反対側には多目的グラウンドがあります。
ユニフォームを着た子供の野球チームだったかサッカーチームが練習している様子を見たことがあったのと、キチンと柵があったり、ゴールもあるので、市役所のようなところで借りないと使えないと思っていましたが違うようです。
野球やサッカーなど、思いっきりプレーできる広々とした施設です。
グラウンドは自由使用ですが、団体で占用使用する場合は真野支所(毎月10日)の抽選会に参加が必要です。
ということですので、公園に行って場所が開いていたら自由にボール遊びが思いっきり出来ますね。
さらに奥に進むと里山フィールドがあり、グラウンドゴルフコースも併設されているそうです。(こちらは未確認)
トイレと駐車場
こんな感じのトイレやベンチのある休憩所が数ヵ所あります。
そこそこ綺麗な作りですが、なんせ自然の中にありますので、蜘蛛の巣とかはあります。
写真は遊具側の駐車場。平日の夕方はガラガラですね。
24,5台は停められるでしょうか。反対側にも駐車場がありますので、特別なイベントがない限り停められないということはないハズです。
公園の場所
JR堅田駅から西へ徒歩15分ということです。車じゃないと行けないと思っていましたが、駅からは意外と近かったんですね。
住所は真野ですが、最寄り駅の通りほぼ堅田寄りです。
ちょっと日常生活から離れて自然と向き合う時間を作りたい大人にも優しい公園でした。
棚田・里山・古代米・鮒プロジェクトの冨田と申します。
春日山公園とその地先で里山保全活動と古代米の稲作を行っています。
「小学生向けのアスレチックがある」記事中の「駐車場から中に入っていくと、森のイメージにマッチしたアスレチック遊具が縦長に続いています。」の手前の写真はアカメヤナギです。樹齢百年と推察されます。
この大木2本が切り取られてしまいました。公園管理者に善処を申し入れていますが、「後の祭り」です。
弊団体ホームページ HP https://tanada-kodaimai.jp/ に7月上旬の春日山棚田&周辺の光景の中ごろに記事と写真がありますのでご覧ください。
在りし日のアカメヤナギとして貴掲載の「駐車場から中に入っていくと、森のイメージにマッチしたアスレチック遊具が縦長に続いています。」の写真の使用許可をいただきたくご連絡した次第です。
尚、スタードームの写真は弊団体が作成したものです。
ご高配の程よろしくお願いいたします
はじめまして、富田様。
春日山公園へは久しく訪れていませんでしたので、工事されていたことも知りませんでした。遊具も変わっちゃったんですね。
木のことは詳しくありませんが、樹齢100年と聞きますと、もったいないなぁという気がしますし、生態系にも影響あるかもしれないんですね。分かっていたら残す手段も考えられたでしょうね。
写真の件ですが、どうぞ使ってください。