あらためて和食が一番！ということを実感させられた「ファミリーれすとらん ひろせ 寿し正」

まえおき

もうこれはちょっと遅すぎたけど、やっぱり湖西に輝くお店、絶対一度は訪れていただきたいお店として、ご紹介させてください！

地元民も “灯台下暗し” かもしれない、最高の和食が庶民価格で味わえる、JR北小松駅前にある「ファミリーれすとらん ひろせ 寿し正」

絶対教えたくないお店No.1だったので、過去に何回も写真も撮っては、いつ紹介しようかな？と先延ばしにしていたのですが、それから月日は流れてしまい・・・

2022年11月9日より大将が大病を患い、入院手術に伴い休業されていましたので、本当に紹介が出来なくなっていました。

手術後、懸命なリハビリをされたようで、今年から少しずつお店を再開されています。2023年8月某日、昼一でお邪魔することが出来ましたので、今までの情報も含めてお店のレポートです。

まず、【食べログ】ファミリーれすとらん ひろせ 寿し正やGoogleのクチコミを見ても高評価、ベタ褒めされていたこともあり、年々人気が高まっているということはお分かりいただけるかと思います。

例えば、

こちらの有名料理は「クエ鍋（アラ鍋）」政財界、芸能界の方達がお忍びで訪問する位美味しいクエ鍋を提供するお店です。以前こちらの口コミでも照会させて頂ましたが前滋賀県知事の「嘉田 由紀子」さんがお忍びで来られた事で政財界でも有名になったお店！

なんて紹介されちゃうと、まぁ無理もないですよね(;^_^A

しかも、滋賀県の湖西に住んでみて感じた唯一の弱点って、スーパーで売っている海の魚が高くて不味いことです。海が遠いので仕方ないことなんですが・・・

美味しい魚を食べたい方は、わざわざ福井県の海鮮市場まで買いに行くほどです。

そんな湖西にあって、めちゃくちゃ美味しい魚料理が食べられるんですから、貴重な誇るべき和食のお店なんですよ！

お店の様子

何も知らないで、たまたまお腹が空いたからご飯でも食べようか？と見つけたお店がココだったらどんな印象だと思います？

ひらがなで「れすとらん？」　ん～まぁ、この辺りに食事処ってあんまり無さそうだし営業中なら入ってみるか？

そんな感じになると思います。田舎にポツンと建っている食堂ですからね。

私も2014年に滋賀に引っ越してきて、近くを通る度に気にはなっていたんです。でも行ったことがあるという声は少しは聞いていたんですが、思いのほか地元民（北小松～小野）の方々で行ったことのない方も結構いたもので。

そんな私も父と同居することになり大阪に戻ることが決まった時、この土地でやり残したことの一つとして訪れたのがこのお店でした。

ファミリーれすとらんひろせ寿し正の魅力

いや～びっくらこきました。

忘れていた和食の美味しさ！　いや違う、今まで食べてきた中で一番美味しい和食のお店！

確かに高級料亭なんて行ったことないけど、
四十数年生きてきてハッキリと一番美味しかったと分かりました。
食で感動する経験ってあります？

わたし初めてしました。

簡単な感想で申し訳ないんですが、味は甘めの醤油・出汁がベースです。おそらく基本的に唐辛子の辛い味付けがベースになっている外国人の方が日本の魚の煮つけを食べて甘すぎるという場合は別ですが、そうでなければ、メッチャうまいと感じるハズ。

上の写真は2017年の時のもの。残念ながら今はもうこの値段では食べられません。

初めて訪れた昼食は海鮮定食のうどんセットなんですが、そのうどんのスープがとにかくうまかった！

例えるなら、伊丹十三監督の『たんぽぽ』という映画のラストシーンで、主人公が作ったラーメンを5人の仲間たちが器を持ち上げて最後の一滴までスープを飲み干すシーン、まさしくアレをやってみたくなる感じです♪

スープを飲み込むと同時に次の一口また一口。

先代の時代は居酒屋だったそうですが、店主が京都で修行された後、代が変わってアットホームな魚料理のお店に・・・「ファミリーれすとらん」としているのは、家族に気軽に入って頂ければとの思いから。

魚へのこだわり

海の無い滋賀で海の魚介にこだわり、提携している日本各地の漁師さんに魚の神経抜き（明石漁港の漁師さんがこの技を考案し全国に広まった）の指導をして、直接仕入れて提供されています。

2022年ドラマ「ファーストペンギン」の “お魚ボックス” でやっていることを、発注者側の方からやった逆バージョンということになります！

漁場、魚法からこだわり一本釣り定置網で捕獲された活魚を
(海老、はたはた等、魚種により底引きも扱います)
脳天カギ打ちし《活き〆》エラ部・尾部による血抜きと、
魚体を吊るし15分完全な《血抜き》処理を行うことにより肉質の劣化を防ぎます。

魚の脳天から尾の先まで脊髄上を通る神経を抜き取ります。
脳からの信号を遮断し細胞を壊さず生活性を止めるとこにより余分な身のしまりを防ぎ鮮度を保持します。《神経抜き》

海水による氷水に５分ほど漬けることにより、体温の上昇を防ぎ、肉焼けを阻止します《海水氷〆》

魚は、素早く捌き、水分を丁寧に拭き上げていきます。
生で好し、焼いて好し、煮てよし。骨からの出汁は最高のうまみ成分があふれだします。海からの恵みをぜひ堪能してください。

刺身が美味しいのにも訳があるんですね♪

メニュー

2023年営業再開されたわけですが、時間やメニューを限定されていること、加えてこの数年で物価が高騰しておりますので値上げ感はありますが、それでも庶民に寄り添った価格設定ではないでしょうか？（2023年時点の税込価格です。参考程度に。）

• さしみ御膳　2,500円
• 煮魚御膳（アラ煮やカブト煮になる事があります）　2,200円
• 焼魚御膳　630円
• 漁師丼　2,500円
• かけうどん　500円
• お子様カレー　600円

単品メニュー

• 煮魚　1,350円
• 白エビかきあげ　750円
• 白飯　250円
• 大盛り　350円
• あら汁　250円

※魚種は大将のおまかせになります。

実際に頼んだメニュー

さしみ御膳

漁師丼

かけうどん

白エビかきあげ

私は漁師丼を食べたんですけど、ボリューム満点は良かったんですが、カニの殻を置く場所が無かったので食べるのに苦労しました💦

みそ汁は魚のアラでしっかり出汁を取った赤だしの味噌汁でした。

ちなみにドリンクメニューは下記画像の通り。

過去のメニュー

• 「ファミリーれすとらん ひろせ 寿し正」2017年・2018年のメニュー
• 「ファミリーれすとらん ひろせ 寿し正」2020年8月のメニュー

営業時間とお店の場所

まとめ

とにかく1度は食べに行ったほうがいい！ただそれだけです。

以前は特にお昼ご飯の定食がとにかくコスパ高かったです！子供たちをファミレスのチェーン店に連れて行くぐらいなら、断然こちらのうどん定食とか食べさせたほうがいいと思っていました。

とはいえ、ここで食事ができる機会を逃すのはもったいないので、ぜひ計画して訪れてみてください。

ちなみに私たちが訪れた2023年8月の土曜日は、ちょうど高島にあるキャンプ場の帰りで、開店30分前に到着しましたが、すでに1組が待っていました。そして開店時間には6組ほど待つ状態になっていましたので、早めの到着をお勧めします。

コース料理のみ予約ができるようです。

最新の情報はおさかなドットコムでご確認ください。