小さな水族館 びわこベース

それは2023年秋、ここ数年訪れている「マキノピックランド の栗拾い」の行き帰りに立ち寄れる所がないかと湖西道路沿いをグーグルマップで何気なく見ている時に気付きました!

滋賀県道558号高島大津線、しかも前に住んでいた木戸に異様に高評価のお店があるではありませんか!!!

「びわこベース」?何のお店だろうと調べてみると、小さな水族館とある。

どうやら琵琶湖の生き物を中心に魚や両生類に絞った個人の運営する水族館?ということみたいでしたので、入りにくかったらどうしようと思いつつも、長男が爬虫類や両生類にドハマりしていて行きたい!というので、帰りに立ち寄ってみることに。

びわこベースの中をご案内

びわこベース 中の展示その1

訪れたのは2023年10月7日のお昼過ぎ。

事前調査もせず訪れましたが、入場料にビックリ!

  • 大人(高校生以上)300円 → 現在は500円
  • 子供(3歳以上〜中学生)無料 → 現在は100円

※2024年8月より価格改定されました。

子供無料!?

確かに規模は小さいとはいえ、それで運営やっていけるんですか?と思ってしまいます。

価格改定されたとはいえ、その運営方針や目的が明らかに、未来の子供のために必要な教育活動というのが分かります。

シールのプレゼント付き!

びわこベース入場でシールのプレゼント!
入場料を払うと、レジ横に置いてあるシールから好きなものを一人1枚取っていいとのこと。

対応してくださったのは、大学生のアルバイトの皆さん。この日は残念ながら館長不在でしたが、やさしく丁寧にいろいろ教えてくださいました。

学びの場

びわこベース 部屋の中央にある机

ここで、指定日にサイエンスカフェなどが開かれるようです♪

びわこベース 中にある本棚

生き物に関する様々な本が置かれていて、自由に読むことが出来ます。テラスに出ることもOKみたいです。

生体に触れられるよ!

びわこベース 中の展示その2

このスペースでは、実際に “触れ合いの場” を提供されています。飼育員さん(学芸員さん?)に一声かけると、丁寧に説明して触らせくくださいます。

ナガレヒキガエルとのふれあい

一人一回ずつですが、

  • ナガレヒキガエル・ニホンヒキガエル
  • シマヘビ(カラスヘビ)

カエルとヘビを触ることが出来ました。

シマヘビとのふれあい

どちらも自然捕獲してきた生体だそうですが、蛇に咬まれる心配はありませんでした。

こういった経験を通して、飼いたい熱が上がっちゃったようです。

小さな小さな水族館になりつつある子供部屋
ペット

2024年8月現在飼っているもの。アジメドジョウやカジカガエル、アズマヒキガエルもいるよ。

奥も小さい部屋があるよ

びわこベース 中の展示、奥の部屋
奥の小さい部屋にはサンショウウオやイモリたちが展示されています。
オビタイガーサラマンダーとミナミイボイモリ
オビタイガーサラマンダー(2024年8月この子はいなくなっていました)やミナミイボイモリもいます。

お土産も買えます

びわこベースの売店コーナー その1
びわこベースの売店コーナー その2

小さい部屋の展示部分と向かい合わせに、おみやげにもなりそうなグッズが販売されています。

テレビなどで紹介もされています

びわこベース館内に置かれた色紙やテレビ番組のステッカーなど

となりの人間国宝さんは、私が木戸に住んでいた8年前にも、撮影に来ていて私以外の家族が一瞬テレビに映ったことがありましたが、この辺りは結構来てますね。

営業時間と水族館の場所

 

開館時間10:00-17:00 (変更時はホームページ・SNSで案内)
開館日毎週金曜日、土曜日、日曜日および祝日(変更時はホームページ・SNSで案内)
駐車場水族館前の駐車場は3台(ロゴがある場所のみ)。満車の場合は近くにある「清林パーク」という公園の駐車場に停めれば大丈夫です。少し坂になっていますが、琵琶湖を眺める景色がいいですよ!
住所〒520-0514 滋賀県大津市木戸1383-1
TEL077-532-0008
ホームページアドレスhttps://www.biwako-base.com/
インスタグラムhttps://www.instagram.com/biwakobase/
フェイスブックhttps://www.facebook.com/biwakobase

まとめ

わが子が今でも滋賀に住んでいたら、絶対入り浸っていたであろう「小さな水族館 びわこベース」

まさかこんな所にこんなスポットが出来るとは夢にも思っていませんでしたが、実際に足を運ぶとその素晴らしさに驚かされます。1時間以上みられるほどボリューミー。

個人的に思うのは、こういった限定的なジャンルを絞った博物館がこの道沿いに集まったら、なかなか面白い町おこしになるのでは?

例えば、滋賀にはいくつかメダカ専門のブリーダーさんがいますが、最近流行りのアートアクアリウム的な展示方法や飼い方、ビオトープをレクチャーしつつ、半分は販売という形でメダカファンを増やしていく。

同じように、クワガタなどの甲虫専門店も同じようなスタイルで運営する、といった具合に増えていけば・・・

もちろん、根底に“教育”という共通点がないとダメでしょうけど。

話は少し違う方向に逸れてしまいましたが、「小さな水族館 びわこベース」は運営方法にも他に刺激を与える存在であること間違いなし!

近くを通る予定があれば是非!

最新の情報は小さな水族館 びわこベースでご確認ください。